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help RSS 「スーザンを探して」 2009.2.21 ソワレ シアタークリエ

<<   作成日時 : 2009/02/28 21:34   >>

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出演者(敬称略)
 保坂知寿 香寿たつき 加藤久仁彦 吉野圭吾 コング桑田 杜けあき 山路和弘 他

いつ行こうか悩んでいたら、e+で得チケが出たので、それで行くことにしました。
休みの予定の土曜のソワレは出て行くのが面倒だけど…と思っていたら急遽出勤になったので、ちょうど
良かったかも。

開演30分前に引き換えた席は19列サイド。得チケはこんなもの?申し込みしたのが遅かったせいかな?
18列センターは半分以上空席だったから、この辺りの配分だったのでしょう。
お話は1986年の映画「マドンナのスーザンを探して」が元となってるようですが、この映画は観てないから
内容は知りませんでした。

ストーリーは
平凡な主婦ロバータ(保坂知寿)はある日、義姉のレスリー(杜けあき)と美容院で「スーザンを探している」
と言う新聞の個人広告に目をとめる。夫のゲリー(山路和弘)との退屈な日々を送っている彼女には
刺激的なものに感じた。
一方、スーザン(香寿たつき)は、奔放な女で、街で知り合った男とベッドを共にし、いたずらのつもりで
男のバッグからイヤリングを頂戴する。
ロバータは、スーザンに関する情報を新聞で追い続けていた。ある日、「波止場で会いたい、スーザン」と
いう広告を見つけ、出掛けて行った。
波止場では、スーザンと思しき女性が恋人のジェイ(吉野圭吾)と話しながら、ひと時の抱擁を重ねている。
スーザンの後をつけて行ったロバータは、彼女が古着屋に置いて行ったド派手なジャケットを買う。
ロバータはどうしてもスーザンと話したいと思い新聞広告を打ち、「会いたい」というメッセージを送る。
待ち合わせの場所へロバータはスーザンのジャケットとイヤリングをつけて行くが、そのイヤリングは盗品で
それを追っている殺し屋のアレックス(コング桑田)に襲われているところをジェイの親友デズ(加藤久仁彦)に
助けられる。しかし、ロバータは襲われた時に頭を打って、記憶喪失になってしまう。
ロバータのことをスーザンと思っているデズは、ロバータを自宅へと連れて行く。
やがて惹かれ合うロバータとデズ。自分が誰だかわからぬままに新しい人生を歩み始めたロバータ…

のっけに殺人があり、ロバータも間違えで襲われたりして、サスペンス?と思ったけれど、実はコメディー?
ロバータがスーザンと間違えられる原因のピラミッド柄のジャケットの説明が何度かあったのだけど、
ジミー・ヘンドリックス→プレスリー→ミック・ジャガー(だったかな?)と変わるのがちょいツボでした
勘違いが全部わかってる観てる側からするとわかりやすい話だし、曲も知ってるのは2、3曲でしたが
良かったし、最後も盛り上がって楽しく終わり、面白い舞台でした。

ロバータは平凡な自分とは違う行き方をしているスーザンに憧れ、事件に巻き込まれたことで記憶障害を
起こし、記憶を失う前の自分と、内に秘めていた本当の自分を探す訳ですが、最初は平凡な主婦だから
服装も地味で、こっそりスーザンに会いに(見に)行って、スーザンが着てたジャケットを買って着て
スーザンに間違えられ、マジシャンのアシスタントの仕事でフリフリの衣装を着て、ラストはスーザンと
同じような格好になってと、見かけはどんどん変化して行くのだけど、記憶を取り戻して、自分の生き方を
決めた辺りで、もっとわかりやすい変化があった方が良かったかと。

ラスト、多分ロバータはダンナよりデズを選ぶんだろうなと予想はしてたけど、ゲリーは、最初は嫌な奴って
印象があったのに後半、コミカルになって憎めなくなっちゃうし、デズに魅力を感じられなかったから、
わかっていても何で…と思ってしまいました。役じゃなく演じる俳優さんの差もあったかも…

スーザンはWキャストと言うのは知ってても、どちらなのか把握してなくて歌声が気持ち良いと思ったら、
香寿さんでした。男爵夫人の時はあまり背が高いと思わなかったけど、長身でスタイル良いですね。
保坂さんが小柄だから余計そう思ったかな?保坂さんは手足細くて折れちゃいそうでした。

保坂さんは「マンマ・ミーア!」で観た時は、細い身体でパワフル…と思ったのですが、今回はちょっと
物足りなさを感じてしまいました。時々コブシが回ってしまうような歌い方も気になったし。
と言うか、香寿さんの不思議な癒しを感じる声がもの凄〜く好きなので、その声で歌い上げられた後に
聴くとあまり私の好みではなかったって感じかな。

音楽はブロンディと言うことで、私はブロンディのことは当時は認識してなかったと思ったけど、聴けば
知ってる曲多いのかな?と思ったら、ハッキリ覚えてるのは「Call Me」だけでした。他にも2、3曲何となく
聴いたことあるかな?って曲もあったけど、タイトルまでは出てこなかった…
もっとロックなのかと思っていたら、ポップスだったのね。で、耳障り良いしノリも良いので、観てから
数日経った今でも頭の中で曲がグルグル…。公式サイトで「ブロンコール」見たせいもあるかな。
このラスト、ライブのノリで楽しめると思うけど、客席は大人しかったです。

ジェイのバンドのライブシーンも一瞬、これは舞台だと言うことを忘れそうになっちゃいました。
「サンデーガール」を作詞中のジェイ、サンデーに辿り着くまでに、サンダル→三択→サンデー と言葉を
変えて行くのだけど、三択で「スーザンが好きなのは誰でしょう?」「1番ジェイ、2番ジェイ、3番ジェイ」
って言って三択になってないじゃんと思ったら、自分で「俺ってキモい」。恋する可愛いジェイくんでした。
ツンツンヘアーでタヌキのようなアイメイクのジェイのビジュアルがその昔好きだった某ミュージシャンに
似てたので、勝手に懐かしがったりもして、楽しかったです。

しかし、舞台に実年齢は関係ないと思っても、ひとり若者に見えるジェイにスーザンはお姉さん過ぎるし、
デズは親友と言うより懇意にしてるおじさんって感じだったし、ロバータも生活に疲れた中年主婦に見えて、
やっぱりそれなりに年齢は影響するものなぁ…と思ってしまいました
実はこの日、目の調子が悪くて1幕は眼鏡で観ていたのですが、眼鏡だと良く見えないしオペラグラスも
使い辛いので2幕はコンタクトを入れたら、よく見えすぎちゃって、ぼんやり見えてた方が良かったかも…
なんて思ってしまったもので

スーザンとジェイのカップルは見た目も派手だったので、ロバータとデズは余計地味に見えちゃったかな?
後、脇もマリア、ティナ、マジシャンに歯医者さんと個性的でインパクトの強いお方揃いだったので
そちらに持っていかれてしまった印象もありました。ゲリーとレスリーの兄妹も可笑しかった。

カーテンコール最後は、ロバータとスーザンが2人残っていると、ジェイがお迎えに来てスーザンをお姫様
抱っこして捌けて行って、それをロバータが羨ましそうに見ていたら、デズとゲリーとアレックス(だったかな)
3人でお迎えに来たのだけれど、ジェイがマジックの時の小道具の鳥籠を持って出て来て、ゲリーに渡して
何なんだ?って感じでゲリーは首を傾げつつ退場でした。

マジックと言えば、あの胴切りマジックって「モーツァルト!」でもやってたものの立ちバージョン。
指導はもしや駒田さん?と思ったら、本当にそうだったのね。

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