出演者(敬称略)
カリオストロ:山口祐一郎 マリー・アントワネット:涼風真世 マルグリット:笹本玲奈
フェルセン:井上芳雄 ルイ16世:石川禅 オルレアン公:髙嶋政宏
アニエス:土居裕子 ボーマルシェ:山路和弘
ルイ・ジョセフ:川綱治加来 ルイ・シャルル:水谷一弥 マリー・テレーズ:森山優里 他
2005年の「モーツァルト!」以来、1年2ヶ月振りの博多。遠征行く日はお天気が気になりますが、
今回は天候にも恵まれて良かったです。
この回の席はM列上手サイド。帝劇ではセンターとサブセンターばかりだったので、サイドは初めて。
と言っても通路に近い側だからそんなに端ではありませんでしたが。見えちゃいけないものが見えたり
見たいものが見えなかったり…。カリオストロ見るには、やはりセンターの方がいいかと。
帝劇終わってから、一部変更があったと聞いてましたが、確かにいろいろ変わってました。
まず大きく変わっていたのはプロローグのカリオストロの歌詞。ラストの「自由」もカリオストロの
ソロの歌詞は全部変更になってて、プロローグと同じような内容になってました。
プロローグで人間がいかに世界を変えたか描き出してみせようと歌い、「自由」で♪私が描き出した
人間こそ不思議だ と歌い、歴史は繰り返すと言うような歌詞で、カリオストロが描き出した人々の
話って感じは増したかな?でも、変わったのはこの最初と最後くらいだから、やはり“影の主役”って
ほどの存在感はない気がしますが…
王妃とベルタン達のシーンの冒頭、マルグリットにシャンパンを掛けたいきさつを説明してる歌詞が
変わってて、パーティーの邪魔をした娘にシャンパンで礼儀を守るように教えたのと歌ってるのだけど
シャンパン掛けるのは礼儀に適ってるのか!?
あれはどう見たって悪ふざけしてのこととしか思えないから、これじゃ言い訳してるだけ。まだ前の方が
マシだったかも?それ以前に、シャンパン掛けることからしてそぐわないんですけどねぇ。
このシーンでベルタン達が♪さすが妃殿下 と歌ってた部分は♪さすがは陛下 に、召使が訪問者を
「妃殿下の~」と言ってた部分は「王妃様の~」と変更になってました。
他にも王妃とフェルセンのシーンで1回だけあった「妃殿下」も「王妃様」に、「オーストリア女」で
ボーマルシェが♪妃殿下と歌ってた部分も♪王妃様に変わってました。これくらいは早い内に変更
できたと思いますけどね…
チュルゴーを馘にするように国王に言って、マリーがルイの後ろでグルグル回るのがなくなってました。
あれ、嫌いだったからなくなって良かった。「馘にするのです」と言う時に足をダンとするのもなくなって、
マリーが意地悪な我がまま人間に見える部分が少し減って良くなったと思います。
フェルセンがアメリカに行く前の王妃とのシーン、台詞部分が変わってました。最初の会話がちょっと
変わったような気がするのだけど、元の会話をちゃんと覚えてないので、自信ないです(^^;)
フェルセンが王妃に民衆の声を聞くべきですと諭しているところで、人々に立ち上がるように説いてる
マルグリットのことを言ったら、「警察におっしゃって、逮捕させましょう」と言ってた王妃の台詞が
「国を倒せと?」「何をおっしゃりたいの?」と変わってたけど、その前の「神様ではない」は
そのままでした。こここそ変えて欲しいのになぁ。
オルレアンが王妃を陥れるようボーマルシェに依頼するところ、最後の台詞が変わって「もう1人のM.A.は
知ってるな?」となり、「七つの悪徳」でも「マルグリットはマリー・アントワネットになりたかった」と
イマイチ意味わからないこと言ってたのが「マルグリットを王妃の身代わりにするのだ」と言うように。
でも、そーするとこの事件の首謀者はオルレアンになっちゃいますね。
後、オルレアンの台詞ではベルサイユから国王一家をパリへ連れて行くところ、「パリへ護送致します」と
言ってたのが「パリの宮殿へお連れ致します」に。まだ捕まってた訳じゃないのに“護送”って
変だよなぁと思ってました。
で、このシーン、オルレアンの台詞の後すぐゴゴゴゴーッと音がして場面転換になってたと思ったけど
子供たちがマリーのところへ走って行って、マリーが子供たちを抱き締めて転換となってました。
王妃の処刑シーン、アニエスがマルグリットに♪言葉に気をつけてね 彼女を庇うと今は危ない と
言ってた部分、マルグリットの身を案じてと言うのはわかるけどアニエスらしくなくて違和感あったけど
群集を見上げて♪どこにも人間の顔が見えない 心を失くせば明日はないのに と変わって、アニエスが
ちゃんとアニエスになって感動しました。
その後のマルグリットの歌詞も変わって♪走り出した突き進んだ正しい道と信じていた となって
正しいと思ってやって来たことに疑問を持って、自分でもどうすればいいのかわからなくなってるように
感じました。こちらも原作のマルグリットに近くなったかな?
そしてカーテンコール。2度目に暗くなったところでギロチンが上がって横たわったマリーが台ごと捌けて、
再び明るくなったステージはスッキリしてました。圧迫感あったギロチンと中央に死んだままのマリーが
いないだけで、なんと気持ちよく拍手できることか!!
ついでにカテコ順もマリーを最後にしてくれると、もっといいんですけどね。マリーは後ろから登場
なんですが、カリオストロが後姿で立ったままなので、フェルセンとマルグリットが迎えに行く時も
結構邪魔くさい(^^;)
オーケストラの演奏後の登場も変わって、まずマルグリットが出て来て、王妃を呼ぶのですが、
王妃はギヨタン博士のシーンのドレスに衣装替え。ドレス姿の王妃が出てきたら客席どよめいてました。
で、お辞儀をした後、2人向き合って手を広げてからハグ。そして他の人達も登場。
見慣れたカーテンコールの雰囲気と笑顔に劇場を出る時の満足感が帝劇とは全然違いました。
お話が暗くて重いのに明るいカーテンコールは嫌と言う意見もあるかもしれませんが、ヘビーな舞台
だからこそ、それを演じていた役者の方々に思い切り拍手をしたいし、満足そうな笑顔が見れると
こちらも嬉しいし、最後に笑って席を立てると、それで印象が変わりますからね。
私は今回のカテコの変更は良かったなと思います。
何か変更箇所書いてるだけで長くなってしまいましたが、続いて短めに本日のカリオストロ・レポート。
プロローグ。歌詞の変更は前述の通り。カリオストロが歌い出したら拍手が起きたのにはビックリ。
主役などが登場シーンで拍手と言うのはあるけれど、歌ってるのに拍手はないだろう…と思っちゃいました。
登場シーンで拍手できなかったから、歌い出したところになったのでしょうけれど。
ちなみにマリーの登場シーンでも拍手がありました。でも、登場シーンで拍手があったのは4回観た内
この回だけでした。土日は遠征客が多かったのかも?
ソロ「幻の黄金を求めて」。カリオストロは変わりなく、素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
もしかしたら帝劇でもやってたかもしれないけれど(12月は後方席が多かったからオペラグラス使用で
カリオストロしか見てなかったので…)、カリオストロが歌ってる後ろに登場のマルグリットとマダム・
ラパン、倒れたマルグリットをマダム・ラパンが助け起こしてて、これなら恩人と言うマルグリットも
わかる…と思いました。その後のシーンもちょっと変わった?と思ったけど、それについては別の回で。
「もしも」。仮面を上げてのニッは、口は結んだままで両目ウインク。帝劇でもこんなの1回だけ
見たことありましたが、これも博多から変更?と思ったけど、この1回だけ。
ギロチンの予言。ここもカリオストロは変わってないけど、カリオストロが♪王と王妃~~~と
走って行ってからちょっと変わったところがありました。それも別の回のレポで書きます。
「七つの悪徳」。ロアンの登場シーン、ボーマルシェ「ちょっと太った明太子」と博多ヴァージョンで。
贋王妃との謁見で両手を横に広げ、気合充分でマント翻してました(^^;)
そんなむきになって翻さなくても…って感じ。
「なんというセレモニー」。客席下りてM列まで走って行ったら、M列の方が両手を膝の上で上に向けたので
ポンとタッチしてました。いいなぁ。前に戻って来て、最前列の人にマルグリットの方を見るように指差し、
階段に寄りかかるようにして2階席にもアピールしてました。
ラスト、カリオストロが後ろを向くのと花火のタイミングがあんまり合ってなくて、花火が遅かったです。
2幕幕開け。目は見開ひらいてなかったよう。
ジャコバン党の集会。ロウソクを前にしてユラユラは前にいた党員の陰になってて見えませんでした。
党員の間を歩いて出てくるところもサイドからだと何処を歩いてるのかよくわからなくて、格好良さも
わからない…。ここは正面から見たいですね。
国王一家馬車にて逃亡。♪国王よ、「おッ」は特に変化はなかったかな?♪逃げ切れたはずだ後少しで が
♪逃げ切れはしない さぁこれまで と変わってました。一瞬、歌詞間違えたのかと思っちゃいました(^^;)
状況からすると変更後の歌詞の方が合ってるかな?で、カリオストロが出す旗で止めてるのかと。
旗は1回ブンと振るだけで、その後のポーズも中腰ではなく、まっすぐ立ったままでした。
「自由」の歌詞変更も前述の通り。カリオストロの後のオルレアンの歌詞も少し違ってました。
その後のオルレアンとボーマルシェの部分もだったかな?
カーテンコール。2回目の時(とラストもそうだったかも?書いたメモが自分でもわからなくなってる(^^;))
左手を下の方で小さくバイバイしてました。バイバイや笑顔も帝劇とは違う気がしました…
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