「レ・ミゼラブル」 2007.8.11 ソワレ 帝国劇場

出演者(敬称略)
  バルジャン:山口祐一郎      ジャベール:石川禅       エポニーヌ:知念里奈
  ファンティーヌ:シルビア・グラブ  コゼット:富田麻帆        マリウス:小西遼生
  テナルディエ:徳井優        テナルディエの妻:森公美子  アンジョルラス:東山義久
  ガブローシュ:原田光        リトル・コゼット:加藤ゆらら   リトル・エポニーヌ:大下夕華

夏真っ盛り。朝からうだるような天気の日に、真昼間に出掛けるなんて自殺行為だわ…と思いつつ劇場に
向かいました。途中2ヶ所で途中下車。acteurを購入し、来月博多行きの航空券とホテルの手配を。

本日は久し振りのひとり観劇だったのだけど、マチソワで観に来てた知り合いの方と落ち合い、一緒に
お茶しながらのお喋りで観劇前に楽しい時間が過ごせました。

本日の席は6月最初に橋本・バルジャンを観た時以来の2階席。D列上手サブセンター通路際で、本日も
視界がよく見やすい席でした。2階席から見ると床が敷石のようになってるのと、渦巻くライトがよく
見えて綺麗ですね。
そうそう、開演前に緞帳の向こうから声が聞こえたのだけど、円陣組んで掛け声掛けてたのかな?

先週の観劇で全キャスト制覇したので、本日はお初の人はいませんでしたが、子役ちゃんペアが2度の
組合せで加藤ゆららちゃんのリトル・コゼットは初めてでした。
ゆらら・コゼットは花恋・コゼットほど身体いっぱいで嬉しさを見せてはいないのだけど、バルジャンに
しがみついたり、見上げるのが可愛い。
ゆららちゃん、子役ちゃんの中で一番小さいのかな?バルジャンと並ぶとお人形のように可愛かった。
大きな箒でのお掃除も身体全体を使って動かしてて、正に原作のイラストのようでした。

森でバルジャンと出会って一緒に宿屋に戻り、マダム・テナルディエに怯えて両手でバルジャンの腕に
ギューとしがみつき、あちらに座ってなさいと椅子に座る前も不安そうにバルジャンを見上げて、
2人で宿屋を出て行く時はスキップしてました。グルグル回された後も抱きついてたのかな?
バルジャンが後ろ向きだったので、よくわからなかったけど…

お久し振りは石川・ジャベール。禅さんは7月はマリウスだったし、6月は山口さんと1回しか当たって
なかったので、その6月以来2度目でした。私はジャベールは特にご贔屓がいる訳じゃありませんが
山口・バルジャンとの組合せが今・ジャベールが多いせいで一番観てる今・ジャベールがデフォルトに
なってるので、石川・ジャベールはいろいろ新鮮でした。で、動きが少ない!?
あまり激しくないかな?と思ったら、凄い勢いでテナルディエを投げ飛ばしてましたけど。
歌はさすがで、「Stars」ラストの伸びやかで綺麗なロングトーンに大拍手。「自殺」もドラマチックで
大きな拍手が起きていました。

ガブローシュの原田君もちょっと久し振り。鞄投げ、私が観た時はいつも上手側に逸れていたけれど
本日は真っ直ぐ後ろに飛んで、届かないかと思ったらアンジョルラスがキャッチしたようでした。
でもバリケード回ったら、いつもの人が鞄持ってたけど。

本日のマリウス・コゼット・エポニーヌは声質が似てると言うか、レベルが同じくらいだからか、
3人だけでのバランスならいいんですが、そこにバルジャンが入ってくると……
「プリュメ街」での三重唱に拍手があったのに、2幕の三重唱に拍手がなかった理由はそんなところかと。
「One Day More」もバランスが悪くて不協和音のようでちょっと気持ち悪かったデス。

小西・マリウス、2箇所歌詞が出ないところがありました。1幕登場シーン後、エポニーヌに呼び掛ける
♪エポニーヌ元気か の「エポニーヌ」と「エピローグ」で♪傷ついた僕を~ の「傷ついた」。
どちらもほんのちょっとですが、「エピローグ」はこちらも集中して観ている時なのでドキッとしました。
「エポニーヌ」抜けに釣られたのか、エポニーヌは♪大した本だね の入りを間違えて早く歌い出しかけて
ました。

後、「恵の雨」でキスが届かなくて出来なかったわ。「恵の雨」での小西・マリウスは他のマリウスより
あっさりしてる感じがするけれど、実はこれくらいあっさりしてる方が好きって、少数意見かな?
その後のシーンではコゼットのことしか考えてないマリウスが、エポニーヌの死をあまりに嘆き悲しむの
ってどうも違和感なんですよね。これは初めて観た時からずーーーと思ってることですが…

前回面白かったタヌキメイクのブリジョンは藤田さん限定なんですね。佐嶋さんはメイクも普通だし
「ジャベールの介入」でもごく普通でした。次の藤田・ブリジョンがちょっと楽しみ(^^)

では、本日のバルジャン・レポートです。
「囚人の歌」。他の囚人はササッと確認するくらいであまりじっくり見たことなかったのですが、
他の囚人も服がボロボロで肩が見えちゃったりするのね。って最初からバルジャン・レポじゃないし…

仮釈放中。疲れ果て司教館に辿り着いたところでガックリと座り込んだバルジャンの頭に妖怪アンテナが!
頭の天辺左寄りの髪が一房、ピョコンと立ってて、それ以降もバルジャンが動くと髪がユラユラ動くので
どーもそれが気になっちゃって「独白」はいつもに増して素晴らしかったのに、時々笑いがこみ上げてきて
耐えるのに苦労しました(^^;)

「バルジャンの独白」。♪自由をくれたのだ の叫びが凄い力入ってて、ここ最近では一番だったかも。
♪神の御心か の前のタメもここ最近では一番長かったです。あまりにタメるからオケが合わせるのが
大変じゃないかと心配しちゃいました。

「裁き」。2回目の♪黙っていても地獄~~ が長くて、センターに来て次ぎ歌い出す直前まで
続いてました。ここがこんな長いの初めて聴いたわ。「黙っていても」は台詞調で。
♪誰だ~ や♪ジャンバルジャン~ も長くて、ラストの♪24653~~ も長くて最後は力強く言い切り
気持ちよかったです。

「対決」。石川・ジャベールとの歌い合い、なかなかバランス良くて気持ちいいです。
今・ジャベールの椅子蹴飛ばし対策(でも本日は今・ジャベールじゃないけど)の椅子遠く飛ばし、
本日もずいぶん遠くまで飛んで行って、もしかして盆から外れてたりして…と思わずオペラグラスで
椅子の落下地点確認しちゃいました(^^;)。盆からははみ出てなかったので、椅子が取り残されることは
なかったけれど、場面転換で仕切りの幕が上がった時、ゴトンと落ちてたから、そこまで飛んでたのね。
ラスト、ジャベール殴り倒した時の動きはいつもと同じだけど、あまり上着はだけませんでした。

「取引」。♪コゼット 私の子だ で「うん」とうなずくコゼットに、同じようにうなずくバルジャン。

「裏切りのワルツ」。テナルディエの「あっしは嘘が嫌いだ~」にはほとんど反応せず。あまり間も
空けずに「お気持ちは立派です」。マダムの嘘泣きの鼻をブーとやるのには、飛沫が飛んだのか
顔をしかめてました。
そして椅子に押さえつけられ、必死の抵抗。マダムの方が堪えきれずに笑いながら押さえてました。
テナルディエはバルジャンの肩に届かないからか、テーブルに乗っかってるし…
で、椅子飛ばしはカーブが掛かってマダムの足元まで転がってて、マダム本気で「危ね、危ね」。
コゼットぐるぐるは11回転。キャッキャと声あげて楽しそうなコゼットでした。

「強奪」。見詰め合うコゼットとマリウスの間に入って、マリウスの腕を掴んでどかしてましたが
割り込んで行くと言うより、娘しか見てなくて単に邪魔なものをどかしたって感じ。

「One Day More」。本日も♪明日は~~ が長かったけれど、この前よりは少し短かったかな??
でも気持ちよかったです。

「彼を帰して」。後半、感情を高めつつも高ぶり過ぎることはなく、力強く祈るようでした。

地下道にて。マリウスおんぶ、小西・マリウスの重心が低くて落ちそうでちょっとハラハラ。
前回の山崎・マリウスはぴょんと高い位置におぶさってくれたので、バルジャンも楽そうでした。

再びジャベールとの対峙。2、3列前の人の手元で光った明かり(携帯?)が気になっちゃって、
ちょっと舞台から意識が逸れてしまいました…。お陰でどんな対峙だったか記憶がない……

「バルジャンの告白」。告白を始めた時の表情がいつになく苦しげで、苦しかった牢獄の19年が
思い偲ばれました。

「エピローグ」。召された後、ファンティーヌを見る笑顔が優しく、エポニーヌと3人で並んだ時も
ずーーーーと優しい顔でコゼットとマリウスを見下ろしててそんなバルジャンにこちらも優しい
気持ちになれました。

カーテンコール。禅さんへの拍手が凄く大きかったけど、山口さんへの拍手も同じくらい大きかったです。
カテコ始まった時と途中何度か「ブラボー」って叫んでた人がいました。
お花入れで山口さんが拾ったのは2つ。2つとも赤い包装のブーケでした。

お花投げの後のお出ましはいつもの通りの上手端→下手端→オケに拍手→下手端の4回。
1回に捌ける時、マダム・テナルディエと腕組んでエスコート。
3回目はジャベールと一緒に出て来たから手繋ぎで並ぶかな?と思ったけど、間にアンサンブルの女性が
入ったので、並ばなくて残念。オケに拍手する時に何かジャベールと話してたようだったけど。
ラストは跳ねるようにしながら満面の笑みでの両手バイバイ。可愛かったです。って白髪扮装のおじさまに
言う言葉じゃないかもしれないけど、ホントにラブリーだったのだもの…。
この時、珍しくリトコゼちゃんが隣で手繋ぎしたので、そのまま手を引いて行くかな?と思ったけれど、
あっさり手を離し、ひとりでとっとと捌けてく山口さんでした。
今期は最後に子役ちゃんとの絡みがないのが物足りないですね。

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この記事へのコメント

  • とも子

    11ソワレもチケット取ってあったのですが予定が変わり
    バル・アンジョ・テナは好きなキャストだけど
    他は・・(^△^;だったのであっさりあきらめました。
    禅さんジャベール私も6月以来9日に2度目観ました。
    新鮮ですよね!9日もカテコの拍手、禅さん凄かったです。
    実は私も「恵みの雨」同じこと思ってましたが
    だんだん違和感無くなってます。慣れてしまったのかも。
    よく知ってる子が亡くなるのは悲しいよねって(^^ゞ
    9日、6月以来の上手側でして、囚人服がはだけて肩露出!
    いい角度からよく観れました~(^-^*)
    2007年08月12日 15:44
  • 芽衣

    また観劇できなかったのですか…。残念でしたね。
    禅さんのジャベール、新キャストだから見慣れた人と違って新鮮と言うのもあるし、今までの皇帝や国王のイメージと全然違うところもまた新鮮ですよね。
    「恵の雨」同じように思ってる人がいらして良かった…。エポニーヌに対して同志愛はあっただろうから、悲しむのはわかるのですけどね。このシーン以外のマリウスの言動からするとちょっと違和感があるかなと。
    最近、囚人の時はバルジャン以外の人も見てしまって、お肌露出をあまり見てないわ…。今度は囚人バルジャン集中して見ます。って、何を見に行くんだか(^^;)
    2007年08月12日 22:25

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