「三銃士」 2011.9.17 マチネ 博多座

出演者(敬称略)
  ダルタニャン:井上芳雄    リシュリュー枢機卿:山口祐一郎    ミレディ:瀬奈じゅん
  アトス:橋本さとし        アラミス:石井一孝             ポルトス:岸祐二
  コンスタンス:和音美桜     アンヌ王妃:シルビア・グラブ        ルイ13世:今拓哉
  ロシュフォール:原慎一郎   バッキンガム公爵:伊藤明賢       ジェイムズ:坂元健児

前夜はレポートしてたらずいぶん遅くなり、起きれないかも…と心配したけれど、出先だとあまり眠れないので
目覚ましが鳴る前に目が覚めました。で、観てる時に眠くなったら困ると思ったのもテンション上がってるからか
大丈夫でした。

本日も中でお昼を何か軽く食べようと思って早めに劇場に行ったのだけど、宿泊パックが朝食付で、しっかり
朝ご飯を食べたからまだお腹が重く、食べ物はやめてお土産売り場をウロウロ。特製しおり付と言うのに引かれ
“うさぎクリーム大福”と言うお菓子を購入。博多座は商売上手だわ

本日の席はH列(実質4列目)下手。前日よりだいぶ端で正面向くとステージじゃなくスピーカー状態でした。
サイドのブロックだと見切れないのかな?昨日は平日と言うこともあって、サイドは随分空席が目立ちましたが
土曜の本日はほぼ満席状態でした。

昨日も思ったけれど、博多は時々意外なところで拍手が起きます。昨日は1幕の幕開きの劇中劇が終わって、
座長が♪ご覧いれましょう と歌ったところで拍手がありました。本日はそこではなかったけれど。
1幕の銀橋でのダルタニャンとロシュフォールの闘いで、追い詰められたダルタニャンが客席を見て「アーッ、
アーッ」とロシュフォールの気を逸らせたところでは本日も拍手が。
宝石箱争奪戦最中、ジェイムスが連続側転をしているところでは、昨日はなかった拍手がありました。

博多座は帝劇よりステージ狭いんだなと一番感じるのがヴォージラール通りの安宿の居酒屋。バッキンガム公が
座っているテーブルがずいぶん近いし、ダルタニャンに「キスしたい」と言われたのが勘違いだったとわかり
テーブルに突っ伏すジェイムズ、テーブルの向こう側ではなく、手前側の椅子に座るのは、向こう側には椅子が
置けないからか…と思うのだけど、違うかな?2階から見ればその辺りの距離感がわかるだろうけど。

ジェイムズ、ダルタニャンが下手側のテーブルの上の椅子に座るのを、その椅子に膝立ちになって見てるのが
可愛い。で、自分のことが好きなんじゃないんだ…とわかりコンスタンスのことは聞きたくないと耳を塞いで
椅子に座る背中に哀愁が漂っています。

本日のちょっとしたハプニングは、最初の三銃士VS親衛隊で、ポルトスが親衛隊に「食え」と突きつけたパンを
投げつけられたところで、パンが誰かに当たって遠くまで飛んでしまい、ポルトスもパンを見失ったのか拾えず
闘いに片がついて、親衛隊がいなくなった後で真ん中辺りに落ちていたパンを回収していました。
で、その後ダルタニャンの父の話になった時、パンを出して銜えるけれど、袋からパンを2つ出して、多分ずっと
落ちていたのではない方を銜えてました。そしてそのパンでアラミスに汗を拭かれて「拭くなよ!」と取り返し。

もうひとつポルトスのパンのこと。王宮の階段でダルタニャンに拒否られたパンは国王とアラミスの間くらいに
落ちたのかな?国王が拾おうとしたらサッとアラミスが拾って、貸しなさいと手を出した国王に渡してました。
昨日から思ったけれど、このシーンでの国王、帝劇の時より身振り激しい感じ。

宝石箱争奪戦中にロシュフォールが言う一言、日替わりになったのかな?本日は「闘いとは…」と言い掛けた
ところでミレディにバキッと殴られてました。
博多座でもすでに何度か宝石箱はオケピに落下しているようですが、本日はギリギリのところで止まったよう?
争奪戦後、アトスとジェイムズのやりとりは昨日も今日もアドリブはなく、シーン終わりにひとり残された
ジェイムズの台詞は「ひとりぼっちだ~」でした。帝劇の途中からこの台詞になってこちらで定着したようですね。

1幕ラスト前、キスするダルタニャンとコンスタンスを見てのポルトスの台詞はもしかして日替わり?
昨日はポルトスの日替わり台詞。昨日は「凄くない?」でしたが、この回は「あんなことして…」と。
ポルトスは帝劇の時よりお遊びキャラになっている気がします。みんながやたらポルトスのお腹に触ってるし。
居酒屋ではダルタニャンに引っ張られて来た男性客(藤田さん)がポルトスのお腹に顔埋めてて笑ってしまった。
カレーの港からパリへと荷馬車で向かうところ、出発するぞってところで馬のお尻を撫でたアトス、同じように
ポルトスのお腹を撫でてました。で、ポルトスも馬が尻尾振るように、お腹突き出してボヨンボヨンって。

ボヨンボヨンで思い出したけど、ボナシューの酒店で樽が落ちてくるところ、最初はボヨ~ン、コンスタンスが
樽をぶつけたところではドガシャ~ンってオケが効果音をつけるようになってますね。
ここの樽落ち、稽古中は上手くいかないことも多かったようですが、本番ではこれまで失敗ないのかな?

では、本日のリシュリュー枢機卿です。
「おお 主よ」。4列目だけど下手外れの方で猊下のお姿が遠かったのでオペラグラスを使ったら、横顔もかなり
見えました。正面に来て前を向くところ、帝劇の時よりやはりタイミングも動作も少し早い気がします。

ルーブル宮・謁見の間。昨日、王妃にバッキンガム公のことを持ち出し「ならば」と言う時のポーズが変わってたと
書いたけれど、本日は右手を前に出すいつもの動きでした。昨日もそうだったのかな?角度のせいでそう見えた?
このシーンもその後の階段で国王と話をしているシーンも、帝劇の後半の頃より落ち着いた喋り方に感じます。
「そうした恋愛ほど心に残るものではありませんか?」と言うところも、ナヨっとならず普通の表情のままだし。

リシュリューの居室。バッキンガム公の情報をもたらしたミレディへの褒美を考えてる猊下、右手の人差し指で
軽く唇に触れてましたが、鼻の下の汗を拭いてるようにも見えました…

王室の狩場。ご機嫌さんで登場の枢機卿。ロシュフォールの姿を見つけてニコニコ顔で前へ出て来るも、ミレディの
話を聞いてる猊下に「バッキンガムが逃げました」と単刀直入なロシュフォールの報告に表情一転。
でも、今後の見通しに気を取り直しって感じで、「暑い~」と盛大にアピールしながら上手側へ。
ロシュフォールがマントでバサバサ送る風を胸を張って受け、もういいよと止めた後、お返しに(?)ロシュフォールの
汗を拭ってあげて、褒めるように頭をちょこんと触ってたけど、その時猊下は少し背伸びをした感じ。
山口さんが人の頭を触るのに背伸びをするなんて珍しいんじゃ…と思ってしまいました。

ロシュフォールとミレディの言い争いに挟まれて、ちょっとずつ小さくなっていく猊下、「やかましぃ~」と止めた後
「私も狩りを楽しむことする」は腰をクイクイを2、3回回して、片手は上、片手は横に伸ばしたポーズ。
その後、階段を上る時は何で一段一段上りながら、持ち上げていた裾を下ろしてはまた持ち上げって動き?
狩猟解禁の発砲をする為に階段を上がる時は、裾を上げずにバサバサさせながらなので、踏まないで…と
思ってしまいます。

2幕プロローグ。坂元座長に自分のお面を額にゴンとぶつけられ、オデコに当たったまま左右に振られてました。
「生涯独身の誓いを立てたのは…」と言われて、ヨロッとなる猊下。捌ける時はオデコを押さえながら。

「我が心 氷にあらず」。後ろを向いていたところから♪信仰 でバサ~ァと翻すマントの広がりが綺麗。
帝劇でもここでマント翻しはやっていたけれど、こんなに大きくは開いてなかったと思います。
♪栄光の色~ の声が凄くて心拍数が一瞬上がりました。その後、後ろ向きで音に合わせて操るように手を
動かすところ、動きが帝劇の時とちょっと違う気がします。微妙な違いだと思うけど。
銀橋を走ってきて、最後のところで止まるとマントが身体に巻きつくのが何か好きなんだな。
その後、苦しみながら主にすがる姿に胸が痛くなるけれど、ラストの♪アーメン~ の神々しさに、猊下は神に
近いと言ってもいいんじゃないかと思ったりも…。

「我を信じよ!」。全身でリズムを取ってる猊下を見ると、さっき苦悩していた姿は何だったのか?と思わなくも
ないですが、格好いい猊下を見てるとそんなことは忘れてしまいます。
不敵な笑みを浮かべながら、視線をあちこちへと飛ばす猊下は、素敵過ぎる
昨日、歌い方がちょっと違うと思ったのは、歌い出しの早い辺りの♪選ばれし戦士だ を叫んでたところでした。
他にもいろいろ力の入ったフレーズが随所にって感じ。
間奏で兵士たちを鼓舞する猊下、オペラグラスを使ってもその姿はあまり見えませんでした。もうちょいライトを
当ててくれると嬉しいのに。

国王の誕生日祝いの舞踏会。階段の上からダルタニャンとロシュフォールの闘いを見ていた猊下、そこから
移動するので大きく一歩を踏み出す動きに、お白州で片肌を脱ぐ「遠山の金さん」を思い浮かべてしまいました
企てが国王にバレ、退室する猊下、部下に捕らえられ掛けて、薄く笑みを浮かべていたのが印象的でした。

カーテンコール。親衛隊は登場すると正座して、上手、下手、正面と三方向へお辞儀。下がる時も日本舞踊の
ような動きで、その後出てきたバッキンガム公笑ってました。
銀橋に出てくる時の猊下の足元もよく見えたら、前に“スラックスが見えた”と書きましたけど、ブーツですね。
その時もブーツじゃないかと思ったのだけど、ブーツより幅があるように見えたもので…
2回目のカテコでは、博多座でも井上くんからのご挨拶があります。

幕が下りるとほとんどすぐEXIT曲になるけれど、客電は点かないので席を立つ人も少ないのね。
この後、銀橋小噺コーナーがあると言うのが浸透してるからかもしれませんが。

その小噺コーナー。本日のメンバーはダルタニャンとミレディ+ロシュフォールでした。井上くんは“黒い2人”と
言ってたかな?
瀬奈さんは昨日、生まれて初めて屋台に行ったそうで、あんな小さいところでいろんなことが出来るんですねと。
屋台に行く前にお買い物をしようとフラフラしていたら、前で大きく手を振っている人がいて、短パン穿いて
小学生のような井上くんでしたと。
井上くんもこんなお店が出来たんだ、ここは変わったんだ…と街を歩いてたそう。
瀬奈さん、そんな風に普通に出歩いてるので、街で見かけたら井上くんのように手を振ってくださいと言ったら
井上くんは、瀬奈さんはボーっとしててなかなか気づかないので、大きく手を振ってくださいねと。

原さんは昨日、親衛隊7人で温泉に行ったそう。それを聞いた井上くん、男ばっかりで!?行きたくない…なんて
言ってましたが。みんないい身体をしてるんですよと言う原さんに、みんなどんどん痩せちゃって、こんな
頭蓋骨してるんだ…ってわかるくらいでしたからねと井上くん。
でも、横沢さんは最近少しふっくらしてきたそうで、角度によって見えなくなってたから良かったですよなんて
言われてました。親衛隊の方は稽古からかなりきつくて、みんな痩せたようですよね。
で、昨日温泉に行ったからか、今日は身体が軽いと言ってたそうです。

敵役2人だったから、親玉の猊下のこともちょっと言ってくれれば嬉しかったのに、そんな話題は出なくて
残念でした。でも、私には新鮮な組み合わせのトークでそれだけでも楽しかったので良しとしとこう。

この記事へのコメント

  • マルコ

    うさぎ大福!私も次回やっぱり買おうかしら。可愛いですよね、しおり。
    マチソワ、お疲れ様でした!

    私が博多でみた、5回のうち、宝石箱は1回だけ落下。手が届く範囲だったから、問題なく進みましたが。
    ロシュの台詞も、いよいよ日替り仕様なのかしら、楽しみが増えましたわ。

    狩場の階段上り!あれは、曲のリズムに合わせて、ウキウキ感をアピールする為でしょうか?あの後ろ姿が、可愛くて、可笑しくて!いったい、どんな表情で登ってらっしゃるのかしら?
    いつもは、孤独感が溢れてたり、神々しさや、孤高な凛々しさを漂わせるお背中なのにね~。チャーミングすぎな猊下!
    「氷」の苦悩っぷりからの、吹っ切れた感満々な「我を信じよ」の猊下、カッコいいですよね~、ほんと!
    紫の照明、模様がクルクルしてるのも、私もなんだかよりカッコよく見えて、3階席からも楽しめて好きです。
    2011年09月18日 01:43
  • 芽衣

    >マルコさん
    博多座はオケピが広いようなので、指揮者も手の届かないところに落ちたら奥の手の登場があるかも?とのことだけど、奥の手はまだ登場したことないのかな?帝劇で見たのが珍しい1回なのかも。
    狩場の猊下は本当に可愛いですね。動きがいちいち可愛い オジサンなのに…
    このシーンや3曲のソロ、みんなイメージ違って、枢機卿は二枚舌どころか、多重人格かも…なんて
    2011年09月18日 10:40

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