「ダンス オブ ヴァンパイア」 2019.11.27 マチネ 帝国劇城

帝国劇城最終週は雨模様で、本日も朝から雨。気温もぐっと下がって初日の頃に比べると、
季節はもう本格的に冬。
街もあちこちクリスマスの雰囲気。丸の内のクリスマスツリーなど、幾つかは見ましたが、
全部は見てなかったので東京駅から帝劇劇城まで歩いて、STAR WARSのクリスマスオブジェを
見て来ました。そのことはまた後日。

ロビーで軽食摂っていたら、友人から来年の「オトコ・フタリ」のことを聞き、チラシをゲット。
1年先ですが、楽しみ出来ました。

千秋楽の本日の席は1階S席中程のセンター。前の方が少々大柄な人だったので、見え辛い
ところもありましたが、全体観るには良かったです。何列か前に海外の御一行がいらして、
クンツェさんはいらっしゃらないようでしたが、ウィーンからのお客様?

「ガーリック」でアクロバティックなダンスする人、本日は頭で倒立してて、凄いわ、怖いわ。
ヴァンパイア・ダンサーもですが、人間って鍛えればあんな動きも出来るのねぇと。

「人類の為に」。教授の早口歌に釣らせてノリノリな動きでそれぞれ仕事する宿屋の面々。
マグダは“あ、のせられてしまった…”と憮然とした表情に。
♪人類のため~~~ 最後が“え~えぇ~”ってクルクルしてた(文字じゃ表現出来ませんが)。
その声で窓枠などがガタッとずれるて拍手。ずれた窓枠、教授がショーガール達とカテコ挨拶
してる時にそーっと戻ってる。
レベッカ、ショーガール達に「何で美味しいところ持って行くの?」「何処の事務所?」
「後で私の部屋へ来て」と。

幻想の舞踏会。ダンスシーンではここが一番好き。2幕の「夜を感じろ」もそれぞれ凄いけど
人が多くて何処見ていいかわからなくなっちゃうから…。

シャガール、マグダ吸血後♪漲る力~ ってメロディーではなく、台詞風だったかな。
血だらけのマグダに気付き「誰かお客様の中に、お医者様はいらっしゃいませんか」で笑い。
俺が血吸っちゃったんだな、ごめんマグダと謝りながらテーブルに寝かせ、毎日ニンニクを
食べてるから、人間の心がまだ残ってるんだな、ありがとうガーリック!そうだサラを助けに
行かなくちゃ…とドアの方に向かおうとして、人の気配で慌てて机の下へ。

シャガールの一人芝居がピコピコ音を無視してどんどん長くなってたので、教授と鉢合わせて
しまうんじゃ?と心配でしたが、ギリギリ回避って感じ。教授達も入るタイミングが難しそう。
で、長く外にいるから、教授の凍えっぷりもどんどん派手になりました。

シャガールの案内でお城に行く時、上手舞台前まで来てシャガールを見失い、アルフレートに
教授が何か言ってるのは、近くの席でないと聞こえないかな。
鞄を回収したアルフレート、お城に向かおうとする教授からそーっと離れようとして、それに
気づいてない教授、アルフレートを呼ぼうとした手がスカッて初日からやってたかな?
でも、アルフレートあのまま下がってたら後ろから来てるヴァンパイアとご対面になっちゃう。

お城の朝。教授が頭までシーツを被っているのは、クコールがカーテンを開けて朝日が直撃
するからね…と気づいたのは、3回目の観劇でだったかな。ついアルフレートやクコールを
見てしまうので、どうしてそーなるのかがよくわかってませんでした。
クコールが朝食用意したのに、アルフレートに驚かれ、スープをアルフレートに掛け、最後は
ポット逆さまにして自分も被って「熱ーい!」って。楽仕様って感じでした。

霊廟探索。柵に跨って中空に出てしまった教授、必死に戻ろうとしてるので呼ばれそうと思い
棺の陰に隠れるアルフレート。「丸見えだよ」と言われてまいしたが。
ちょっと手を貸してくれないかと言われ「誰か~」と明後日の方に呼びかけるアルフレート。
「手を貸してくれって言ってますよ」。もう一度教授に呼ばれ「僕ですよね」と。
で、教授の足にちょっと触って「手を貸しました」。
何ですか、その不服そうな顔は。手を貸したじゃないですか?と。更に早く下りて来てください
怖いじゃないですか…などと言うアルフレートに「よく喋るな…」と。確かに本日はよく喋る
アルフレートでした。今までもそう言ってたけど、それほどでも…と思ってたので。

杭打ち出来ず「恥ずかしいです!でも出来ない!」と杭を投げ捨てわめくアルフレート。
上がって来いと言われて、ニパッと嬉しそうな顔になっていそいそ片付け。
戻ってからはいつも通り「どうして私がお前を見上げなきゃいけないんだ」「背ばっかり伸び
やがって」と言われてしゃがむアルフレート。初めて会った時はこれくらいだったのにと胸元
辺りに手をやる教授。私の後を継ぐのを100年早いよとご立腹。
おとなしく小言を聞いていたアルフレートですが、「人の成長をバカにしないでください」
とか言いながらも後を追ってました。

そんな2人が去って、棺桶から出てきたシャガール「面白かったな~」。伯爵の棺を覗き込み
「ちゃんとマスクして寝てる。さすがだな…」とか。

ヘルベルトのバスルーム。最初の台詞の「思うんだ」が「ホモうんだ」だったのは最初の数日
だけだったのかな?9日に観た時から「思うんだ」だけは低い地声で…になってました。
ヘルベルト、初日はイマイチだな…なんて思ったのが申し訳ないなと思うほど面白くなって
今回もとても楽しみになりました。
♪パラダイスさ~ の後、水辺で遊んでいるかのように、水を手で掬ってアルフレートに飛ばす
仕草をしていると、アルフレートは足で水を蹴り返すと「全身で受け止めるわ」って。
で、バスタブのお湯を掛けられて「熱い、熱い」。

逃げ出したアルフレート「プロフェッサー、今だけ身長縮むからすぐ助けて!」「全身で受け
止めるじゃないから…」とかって。ちょうど席横通路辺りで立ち止まって後ろ確認してたわ。
戻ってきたアルフレートに襲いかかる時に、ヘルベルトは片手側転。格好イイ。
教授に邪魔されても「アルちゃーん」と行こうとし、傘十字架を向けられて、悶えながら水を
掛ける抵抗。
ヘルベルトが逃げた後、「濡れてる。水なんてないのに…」と服の水を払う教授でした。

伯爵のこと。
「神は死んだ」。下手寄りの席だったので、暗い中を進んで行く伯爵が近かったですが、歩いて
来る伯爵、ほとんど気配がないから通路席の人が結構驚いた反応をするのを見ることも…。
前半のソフトな歌声、今回、私が観た中では一番良いなぁと聴き惚れました。
中盤の力強い歌声もよく響いてました。ラストの♪だぁ~~~ は掠れ気味で色っぽく。

お帰り。階段下りてる時はどちらに行こうか…と考えてる風にも見えましたが、サブセン側の
人にゆっくり人差し指を伸ばしてチョン。

「お前を招待しよう」。最初の囁くような歌い声、時々声が掠れ過ぎてる?と思うことも
ありましたが、本日はここも良かったな。
腰を屈めてサラの顔に手を伸ばして誘惑してる時の笑顔が素敵な伯爵。全編でもこんな自然な
笑顔はほぼないので、うっとり。私ならこの笑顔一発で伯爵さまについて行くわぁになるわ。

1幕フィナーレ。歌いながらゆったりと前へ出て来て、教授を一瞥する伯爵。
「むふぁはは」笑いを真似されムッとした表情で、教授と向き合っても渋い顔。でも城を
褒められてまんざらでもない表情になり「お名前をお聞かせいただいても?」と。
教授が差し出された名刺が指にパタパタ当たって取れずイラッとして教授の腕を押さえてフンと
奪い取る…。教授、掴まれた腕を気にしてるのは、接触して人ならぬものと感じたからか?
伯爵はアルフレートの方に興味津々のようで、アルフレートへのタッチが多いと思う今季。
息子の紹介も初日は顎の辺りをコショコショ触るくらいでしたが、肩ぶつけ合うようになって
親密度が増したかな。
そして伯爵の顔芸もどんどん激しくなったような…で、「私は夜型なので」をおどろおどろしく
言うので、後ろでクコールが不思議そうに見ていたわ。いつもかも?

スポンジでアルフレートを呼び止め、アルフレートを遮る動きは大きく。
♪君の憧れ… でアルフレートの左胸に手を置き、♪ときめきなど で鼻をチョン。
楽しげにアルフレートを誘惑する伯爵、アルフレートも段々と言われることは正しいかも…と
思い始めてるよう。でも、いつだったか観た時ほど悪い表情ではなかったかな。
ラスト♪その手で~~~~~ は力強いロングトーン。去って行く伯爵が一度振り返り、また
歩いて行く姿が見えなくなるまで拍手が続いてました。

「愛のデュエット」。サラを見つつ、そろそろ伯爵がいらっしゃるかしら?と階段の上も気に
なり。マントの飾りが時たまキラッと光ってその存在がわかる。
ところで、このシーンは舞踏会の前日の夜か当日の明け方前ですよね。なんで伯爵は舞踏会
衣装を着てるのだろう?衣装合わせ?と観る度、気になるどーでもいいこと。
伯爵の歌声はデュエットでも、今回一番好きかも…と思う甘い響きがありました。
ラストの♪やろう~~~ の伸びも綺麗。

城の最上階。伯爵の足元は全然見えないけれど、かなり高い位置にいらっしゃる。
姿が見えなくなってから、あちこちから響く声は2階席の方が迫力を感じました。

「抑えがたき欲望」。他の歌で少しあれ?っと思う日もここ安定してましたが、本日は完成度が
高く、2人の伯爵が造り出す世界に魅了されました。長い時間、求め愛した人達を得ることは
出来ず、自分の存在を悩んで孤独を生きてきた伯爵の切なさ。でも欲望こそが支配者だと高ら
かに宣言する強さ。教授は「くだらん」と言い捨てるけど、伯爵はとても感情豊か。
歌い終わり全ての感情を噛み締めているように目を瞑る伯爵に劇城いっぱいの万雷の拍手。
私も精一杯の拍手をしました。
そして鐘の音が響き、雷鳴る中、マントを翻して去っていく伯爵の後ろ姿は格好いいとしか
言いようがない。

舞踏会。階段上でヴァンパイア達を煽る悪い顔した伯爵にぞくぞく。階段下りて来て、パワー
全開で歌う伯爵でしたが、一時気になった激しい手の振りもなく、動きも美しかったです。
サラの吸血はあっさり。息子との歓喜のポーズはたっぷり。

ディナーの時間。伯爵の不思議ポーズを後で真似する息子が可愛いくて、伯爵見ないで息子を
見て、笑ってしまいました。
そんな可愛いとこある息子だったけど、教授が作った燭台十字架に無謀にも触れて、ブルブル
消滅しちゃったのかなぁ…。

フィナーレ。1階中程センターは両側から雪が降りつけ、今回一番の積雪体験。帰宅したら
バッグの中から物を出すといっしょに雪が出てきました。

カーテンコール。キャストのみなさんの登場で大きな拍手。最後に登場の伯爵には、ひときわ
大きく。
全員揃って、オーケストラに拍手した後、伯爵の山口さん「ありがとうございました」と。
登場した時からいつもと何か違う…と思ったら、牙なしでした。牙あると喋り難いからね。
ヴァンパイアだから牙必要なのはわかってるけど、牙なしの方が綺麗だから良いわ。
本日は「ダンス オブ ヴァンパイア」ごご来場賜わり、誠にありがとうございました。
今この時、この瞬間を胸に焼き付けて…。誰ひとり欠けるこのなく、力を合わせて本日同様に
全国公演の大千秋楽を迎えることが出来れば…と願っております。
優しい声で、噛み締めるようなちゃんとした(って失礼な)ご挨拶でした。

そして「それではみなさまお待ちかね」でオケがディナーの時間だの前の音を流して、伯爵
ポーズ付きで「さぁ諸君、舞踏会の時間だぁ~」とやったら、クコールも「さぁ諸君」って、
一度やってみたかったと。そして振付講座のヘルベルトはパパの息子で良かったと言ってました。
ヘルベルトも毎回、振付講座お疲れさま。講座前のご挨拶が毎回、なかなか楽しかったです。
振付、最後のところで指を左右に振るのを、客席も「チョンチョンチョン」って声出してて
曲になる前から盛り上がって面白かった。キャストの方々も大喜び。

帝国劇城、最後の舞踏会。再びのフィナーレ曲でステージも客席も大いに盛り上がりました。
幕が下り、EXIT曲も大きな手拍子で。もう一度幕が上がると、後列のアンサンブルやダンサーが
順繰り前へと出てお辞儀。
幕が下りてアルフレートの終了アナウンスも流れてましたが、まだ拍手が続いて、再びオマケ
カテコがありました。

何故かステージ中央にぎゅーっとみんなで集まってたけど、また伯爵の指示で順繰りに前へ
出てお辞儀。そして再びみんなを真ん中に呼び集めて、固まると両手でハート作る伯爵。
周りの人も同じようにして、伯爵はそれを客席にふぅ~~~って飛ばしてくれました。
客席でそのハート、しっかりキャッチしたつもりで、ほんわか心温まり、お城を後にしました。

クコール劇場。モップ持って登場のクコール、一礼するとオケの「蛍の光」が流れる中、帝劇の
お城最後のお掃除。
演奏に合わせて客席も手拍子。いろいろ声も掛っていたけど、本日は粛々と雪片付け。
今回も毎公演、お掃除お疲れさまでした。
雪が片付くと、「クコール劇場 千穐楽」の手書きプラカード持って客席三方向にお辞儀。
そして最後に看板を裏返すと“名古屋へ続く”。来月は名古屋で雪掃除。

サラ:桜井玲香
アルフレート:東啓介
ヴァンパイア・ダンサー:佐藤洋介

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