「ダンス オブ ヴァンパイア」 2020.1.13 マチネ 梅田芸術劇城

昨年11月に帝国劇城から始まった「ダンス オブ ヴァンパイア」全国公演最後の地、梅田の
初日に行って来ました。
大阪に向かう途中、米原の辺りは暗い雲のあるお天気でしたが、そのお陰で虹が見え、そこを
過ぎたらまた快晴でお昼過ぎに着いた大阪も良い天気でした。

劇場近くで友人らと落ち合い、昼食でお好み焼きを食べてから劇城へ。梅田は伯爵の大きな
ポスターのお迎えがなくて残念。リー君も飛んでなかったような?

本日の席、今季これが最初で最後の最前列でした。梅芸の最前列って過去に「MA」で座った
ことありますが、音がわしゃわしゃして聞こえて、凄く気になった記憶があるのですが、本日は
そんな変な反響はなくてスッキリ聞こえました。
ステージ近いから、表情もよくわかり生声も聞こえるし、視界遮るものないし、ギリギリ足元
まで見えて、ダンスシーンは迫力あって良かったですが、ちょっと首が痛くなりました。

博多座は行ってないのでわかりませんが、梅芸は御園座より更にステージ狭いようで、宿屋の
「ガーリック」のダンス、ラストに全員で踊ってるところは本当にキチキチで狭そうでした。
「永遠」もお墓が私の位置からだと7つしか見えなくて、数が少ない?と思ったけど9基。
お城の図書室の書架も3台しかなかったかも?でも、これも角度でそう見えただけかも?

「夜を感じろ」のダンスは博多座からのサラの化身の花岡さんをメインで観てたので、全体の
動きはあまり観てませんでしたが、ここはそんなに窮屈そうではなかったかな?
サラの化身が変わっても、基本的な動きは同じですが、スレンダーで重力を感じさせなかった
横山さんより、花岡さんはよりスピード感あって、ダイナミックな印象。若さも感じて夜より、
日が射し始める夜明け前って雰囲気になったのがおもしろいな…と思いました。
後、肉感的にもなって伯爵の化身との絡みが何だか前よりエロチック…。

1幕幻想の舞踏会は、近くで観るダンスの迫力と格好良さに、もう最初から最後までぞくぞく
しっぱなしでした。このシーンの前の「外は自由」の途中からスモークが焚かれてて、幻想の
舞踏会で伯爵登場は、煙るスモークの中から現れる…で、まずそこが格好良かった。

近距離で観て気づいたこと。伯爵がマント翻して踊ってると床に散ってた雪が、ふわふわっと
舞って段々客席の方にも来るのね。その雪に混じって、何か大きめのふわっとした塊があって、
何?と思ったら、レベッカが毟ってた鳥の羽根だったよう。

その羽根、階段の下り口くらいまで来て、シャガールが教授達をお城に案内する時に客席通路に
落ちたのだけど、シャガールが鞄を置いた時に回収して行きました。そんなのが見えたのは、
私含み数人だったかと…(席わかっちゃいますね)

御園座では心配したシャガールの喉ですが、博多座までには復活してたようで、梅田も高音も
歌えてました。

ヴァンパイアになったシャガール、マグダに十字架突きつけられて「やめろ。やめろ」って
言ってたけど、そんな台詞珍しいような…?
マグダ吸血後、♪私は来年還暦~ って歌ってて、なのに元気。マグダ今夜は寝かせないぞ。
血だらけのマグダに気付き、誰がやった~。俺、牙が生えてる…。俺か…。
マグダをテーブルに寝かせながら、でもまだ人間の心は失ってない。ピコピコって~などと
いろいろ喋って、サラを助けに行かなくちゃ…で、ドアが開く気配にテーブルの下に隠れ。
シャガールの台詞がまた前より長くなってるようで、教授の凍えっぷりも激しかったです。

シャガールの案内でお城に向かって客席通路に行かれてしまうと、前方席はしばらく待ち惚け
ですが、シャガールが鞄を置き、アルフレートがその鞄を見つけるのが近すぎて緊張。
鞄を持って教授のところに戻ったアルフレートが何と言ったのかは聞こえなかったけれど
「遭難するぞ」「そーなんですか!?」「シャレこいてる場合じゃない」などは聞こえました。

霊廟探索。教授に手を貸してくれないかと言われ、ジャンプするアルフレート。でも届かず
「シンプルに脚力がない」。教授に何をしようとしてるんだと言われ、足を持って引き摺り
落とそうと…と言って、あ!って顔するアルフレート。
別の手を考えろと言われ、「大人の人を呼んできます」。で、「大人の人はここにいます」と
言う教授に、もっと使える大人の人を…って。
戻って来て、棺の蓋開けっ放しと怒られ、何で1、2の3で出来ないんだよと言われて「4
だったらいける」と言い訳するアルフレートでした。

2人が去って棺桶から出てきたシャガール「やかましいなぁ」。蓋開けっ放しじゃないかと
伯爵の棺を覗きこみ「寝言言ってる。もうお腹いっぱい…」。

お城のバスルームは梅田も湯気が出てましたが、あまりもくもくではなかったかな。
ヘルベルトのバスルーム。♪キャンドルの火 の特徴的な火の歌い方がいつの間にか変わってた。
♪パラダイスさ~ の後、アルフレートに抱きつき「離さないで」「ずっと側にいて」などと。
牙装着の時に髪の毛を巻き込んでしまったのか、最後まで髪が一筋、口に付いちゃってました。
逃げ出したアルフレート「気持ち悪い~」「ずっと側にいてね!じゃないよ」。
教授に傘で攻撃されても「アルちゃん」と行こうとして、傘が十字架になって苦しむヘルベルト
そのまま苦しみながら逃げて行きました。

伯爵のこと。
「神は死んだ」。伯爵が近づいて来る気配は全然わからなくて、足元の影が見えたと思ったら
大きな黒いものが…状態でした。階段を上がる時に伯爵のマントが足を掠めていきましたが
ふわっとした感触。
近くに伯爵がいるだけでドキドキしすぎて、観てる時はしっかり記憶に刻み付けたつもりなのに
思い出そうとすると記憶が飛んでしまってて、歌の最後にマントをバサッと翻したのがとても
格好良かったわと言うのと、歌声が色っぽかったというのしか覚えてません…。
伯爵の歌が終わったところで拍手があって、ちょっと気がそがれちゃったのが、個人的に残念。

お帰り。最前列センター席は男性客だったので、サイド側に行くかな?とは予想してたけど
2列目の人に行ってました。なので、私の位置からは見えなかったのですが、その方と指先
触れ合わせて“ET”していたよう。そこで拍手が起きたのも初めて遭遇しました。

ここ以外でも1幕はちょっと不思議なところで拍手があったので、初見のお客さんが多かった
のかな?「外は自由」の途中でも拍手が。
「人類の為に」の教授の超音波はいつもより長めで、拍手でした。って伯爵のことじゃない…。

「お前を招待しよう」。前方席は見えちゃいけないものが見えることも多々ありますが、宿屋が
割れる時、壁を動かしてるスタッフの手が見えて、やっぱり手動なのか…と。
歌い出しの部分、御園座まではファルセットを多用してたように思いましたが、ここもその他も
歌い方変えてきてるのかな?安定感があって良かったです。
梅田も♪女になれ でのマント翻しがなくて残念。でも♪その目で見ろ の辺りでだったか、
サラを見る笑顔が素敵で、サラじゃないけどうっとりしちゃいました。

1幕フィナーレ。お城に教授達が到着したところで通路を歩いてるヴァンパイアが前を通ると
マントが足に触りましたが、重くて布地も硬い感じ。伯爵マントのふわっと感とは違いました。
城門が開くと伯爵はすぐ前へと。♪ようこそ から何か教授をからかうような歌声。
♪こんな出会いを… も笑いを誘うような表情も見せる伯爵。楽しそう。
教授の差し出す名刺のパタパタが激しくて、なかなか受け取れずガシッと腕を掴む伯爵に、
思わず声を出してしまった風の教授。
♪ご著書にサインを… も何かおどろおどろしい言い方。息子とは楽しそうにお尻をコツン。
アルフレートのことは本で胸を押して、押して、腿から膝頭の辺りをギューと押しながら触り。

スポンジでアルフレートを呼び止めて歌うところも、今までと雰囲気が違って、淡々とした
感じもあったかな?向き合って歌う時は、アルフレートの胸に手を置く仕草はあったけど、
鼻ちょんとやるのはなかったです。
♪心を縛る… ではアルフレートを力込めた瞳で見詰めて、♪その手で~~~~~ は一瞬詰まり
かけたようにも聴こえましたが、力技で渾身のロングトーンでした。

2幕。幕が上がる時に2回、ガタン、ガタンと大きな音がしたので何か倒れたか?と心配に
なりましたが、特に問題はなかったようで、そのまま幕が上がりました。
幕が上がるとスモークがもくもくで客席の方まで流れて来るのでちょっと寒かった。
「永遠」の前もスモークが滝のように流れ落ちて来ました。

「愛のデュエット」。梅田も伯爵登場は後ろの幕が少し開いてのよう。幕は暫く開いたまま。
正面も美しい伯爵ですが、横顔はさらに麗しい…で、動きが少ない分、じっくり見れるのが良い。
歌声にもうっとりして、聴き惚れました。

城の最上階。伯爵の登場位置は教授達のいる場所とかなり近そう?帝劇はずいぶんと離れてたと
思うので、どの辺に出るかしら?と予想してた以上に近かったです。
伯爵の姿が消えてから、ステージ上のライトが客席に向かって照らされるけど、前方席だと
そのライトの狭間になって、ステージに取り込まれたような感覚になりました。

「抑えがたい欲望」。前半に伯爵がセンターで歌ってる時、下手側のお墓がスルスルと動いて
びっくりしましたが、ちょうど影伯爵がその側まで来てたので、まるでそんな動きだったかの
ように、ガシッと押さえてお墓を止めてました。蓋は倒れちゃったけど音もしなくて良かった。
そんなことにちょっと気を取られてしまいましたが、すぐまた伯爵の歌声に引き込まれ、いつも
以上に伯爵の紡ぎ出す世界に没頭したひと時でした。
最後、♪なるのだぁ~~~ と歌いきって、目を瞑り拍手を浴びる姿に心震えました。

舞踏会。曲調変わって階段の上で手をゆらゆらさせてる伯爵の姿にわくわく。悪っぽい表情で
歌う伯爵に痺れてドキドキ(語彙が貧困すぎる…)。階段下りて来る伯爵見ながら、嬉しくて
私の顔は崩壊してたかと…。もう楽しさの絶頂でした
そして♪のだ~~~~~ のロングトーンに聴き惚れていると、突然私の視界がふさがれる!
目の前に教授とアルフレートが。サラを吸血する伯爵が見えない!?2人の隙間からチラッと
伯爵が見えてましたが、サラが噛まれてアルフレートは気絶して教授にもたれかかったら
伯爵はまったく見えなくなりました。なので目の前の2人見てたら、気絶したアルフレートの
鼻を教授が摘まんで、アルフレートは息苦しくなって気がつくのね…と初めて知りました。
(前にも見たことはあるかも?)
気がついたアルフレートはステージ下を這って上手側へ。そして教授の合図で2人は舞台へ。
ダンスしてる伯爵は見えてたはずだけど、あんまり記憶がない…。

ディナーの時間。パパの真似をする息子、前ほど一生懸命真似てる感じではなくなったかも。

サラがアルフレートを吸血した時、口元に血のシールを貼るのを初めて確認できました。
こんなのも前方の下手側でないと見えない。血のシールが左手の親指に付いてるのは御園座で
やっと気付きました。
客席から退場のアルフレートとサラ、サラのボリューミーなドレスが掠っていきました。
教授は雄叫び上げながら階段を下りて行きました。

フィナーレ。梅田も雪はステージにしか降りませんでしたが、雪の量は多かった。

カーテンコール。伯爵は牙無しで登場したので、ご挨拶があるのか?と期待。
オーケストラに拍手した後、下がりながら「ありがとうございます。ありがとうございます」と。
拍手を丸くまとめて伯爵、「本日は梅田芸術劇場お正月公演、東宝ミュージカル『ダンス オブ
ヴァンパイア』にこのように多数のご来場賜り誠にありがとうございました」っていつもの。
で、大きくて重たい道具を運んでくれた劇場スタッフさんに拍手を。千秋楽までどうぞよろしく
お願いしますと。良く響くお声でのご挨拶でした。

そして「さーてそれではお待ちかね。梅田芸術劇場最初の(ピコピコ演奏が入って)舞踏会の
時間どわぁ~っ」て。口調が伯爵と言うより「エドウィン・ドルードの謎」の支配人みたい。
上半身を倒したポーズの伯爵をクコールも「どわぁ~」。

ヘルベルトのダンス指導もノリがよく、梅田初のダンスパーティーも大いに盛り上がりました。
曲が始まった時、客席に下りるダンサーさん、勢いよく階段を飛び降りてびっくり。
ダンスは目の前にいたクコールの背中越しに伯爵を見てましたが、それがバレてたからって
訳じゃないと思うけど、赤いハンカチでの振りの最後、クコールにハンカチでパシパシされて
しまいました。

EXIT曲後のオマケカテコは通常の1回。伯爵、とても良い笑顔でバイバイしてました。
最後、紗幕が下がる途中で引っ掛かったようにちょっと止まってしまい、何だ?って感じに
見上げてましたが、一応無事に幕は下りました。

クコール劇場。いろいろ掛る声に応えつつ、モップで雪掃除をするクコール。
ひと通り掃除が終わると、舞台センターに正座。
「本日はミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』ご観劇くださり誠にありがごうございます」
4年振りに大阪に帰ってまいりました。昨年11月帝国劇場を皮切りに、名古屋、博多と全国
ツアーをして、ここ大阪がいよいよラストの地となりました…だのと長々との口上。
そして「隅から隅まで、ずずずいーと」で自分で「ヨッ、クコール屋!」って掛け声も。
捌ける時も「パパン、パパン」とクチ拍子木付きでした。
クコール劇場でこんなに長々と喋ったのも珍しいかも?あ、お母さんからの手紙も結構長いか…。

サラ:桜井玲香
アルフレート:相葉裕樹
ヴァンパイア・ダンサー:佐藤洋介

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