出演者(敬称略)
古田新太 天海祐希 浦井健治 山本太郎 神田沙也加 森奈みはる 橋本じゅん 高田聖子 藤木孝 他
久し振りの新感線。去年は何も観てないので、2年前の「五右衛門ロック」以来になるかな?このお話は
タイトルに「GoemonRock OverDrive」と付いていて、その「五右衛門ロック」のシリーズもの。
でも時代も舞台も違ってるから、実は五右衛門も違う五右衛門?まぁ、あまり深くは考えずに…
ストーリーは
時は17世紀、ところはイベリア半島の一小国コルドニア王国。
その領海で男以上の男前と評判の女海賊アンヌ・ザ・トルネードの船で五右衛門は用心棒をしていた。
とある港町でアンヌは城の兵士に捕らえられ城に連れて行かれた。
王の血筋が途絶えたこの国を仕切っているのはラーカム大宰相だが、彼は私欲を肥やすばかり。
アンヌの瞳には亡き国王と同じ黄金の輪があり、彼女こそ後継者となるべきと将軍ガファスとその妻
エリザベッタに説得され、女王になることを承知するアンヌ。
新女王お披露目の舞踏会で隣国の王子シャルルは彼女に一目ぼれをする。
そしてそこにはアンヌを心配して潜入していた五右衛門もいた。
さらに五右衛門をつけ狙う賞金稼ぎのデスペラード豹之進、大宰相の孫娘のポニー、海賊バルバと
それぞれの思惑が交錯し、絡んだからくりの裏にあるものは…
五右衛門とアンヌ、果たして二人の運命やいかに?
古田さんが五右衛門を演じていると言う点だけが前作と同じで、他の登場人物もお話も全然別でしたが
ストーリー展開や映像の使い方とか、いつもの新感線だな…って。
正義のヒーローがいて、悪役がいて、裏切りキャラがいて、ラストの大ピンチにヒーローが格好良く登場し
悪をやっつけての大団円でスカッとした気持ちで劇場を後にできました。
ただ、裏切りキャラが何人もいるのはくどすぎる気がしましたが。と言うか、あの人が裏切りキャラなのは
予想できるハズなのに、素直に観ていた自分が悔しい

お話は前回の方が面白かった気がするけれど、五右衛門の活躍度は今回の方が大きいかな?
客演の方が多いので、それぞれ見せ場も作んなきゃいけないし…で、上演時間が休憩時間込で3時間40分と
長いのもいつもの新感線でした。無理に歌にしなくても…と思うシーンもいつものようにあったので

アンヌが城に連れて来られてガファスからいろいろ聞かされるところで、その台詞をエリザベッタがいちいち
歌にしちゃうので、アンヌに「何故歌う!?」と突っ込むところは笑ったけれど。
電飾スクリーンは背景はもちろん、歌詞や擬音、アニメ風のキャラなどいろいろ使われていましたが
席が2階のほぼ天辺しかも壁際の端だったので、お城のシーンで布飾りと被っちゃって歌詞が出ても
上の方が見えないってこともありました。後、角度のせいかそれとも元々そういう物なのかわからないけど
正面の映像は綺麗なんだけど、角度付いた左右の映像は粒子が粗いのがちょっと気になりました。
後、何度か客席下りと言うか、通路から登場のシーンもあったのですが、2階からはそれがまったく
見えませんでした。それを考慮してLIVE映像が映し出されてたので、状況はわかりましたが、1階席なら
もっと楽しかったかと。
女海賊って言うと「パイレート・クィーン」を思い出しますが、あまり気にしてなかったので、台詞で
「海賊の女王だ」とかってあったの聞いて、あぁこちらも“パイレート・クィーン”ねと思ったくらいでした。
こちらの女海賊、天海さんの舞台を観たのは初めてでしたが、海賊姿からドレス姿の女王、そしてオスカル風
軍服姿といろいろな扮装がどれも格好良く、コスプレ好きの私としては楽しかったです。ただ、軍服の時
長靴じゃなかったのが残念…なんて。歌も初めて聴いたのですが、まぁ、予想していた感じだったかと

シャルル王子役の浦井くん、最初に見たのがルドルフで、次も王子役だったから、王子役も嵌ってますが
アンヌに一目ぼれしちゃった舞踏会での百面相はアルフレートを思い出しました。
シャルル王子はちょっとおバカさんなキャラかと思ったけれど、ラストは真面目でしっかりした王子様でした。
その舞踏会での振りは「闇が広がる」?いのうえさん「エリザベート」がお好きなようだから…
ポニー役の神田さん、今まで何作か出演舞台を観てますが、これまでお母様に似てるとあまり思ったこと
なかったけれど、登場シーンやソロの歌声がお母様そっくりでビックリ。多分、それを狙ってのことかと
思うのでこれはこれでもいいけれど、高音になると声量が物足りなく感じました。
デスペラード豹之進役の山本さんは観る前にキャストをちゃんと確認してなかったので、終わるまでどなたか
わかりませんでした
あまりちゃんと顔も見てなかったもので…ごめんなさい。それに、デスペラード豹之進の役どころも何かよくわからなかった…。
今回のインパクト大は海賊バルバの橋本さん。○装姿が!その衣装が段々可愛らしくなって行って、目の
錯覚か段々似合ってるように見えて、登場する度に大笑いでした

衣装と言えば、実は五右衛門が化けていた…ってシーン、すぐ煙幕に隠れて五右衛門本来の姿になってたけど
もうちょっとちゃんと見せて欲しかったな。
後、笑ったのはガファスがアンヌやエリザベッタに殴られると袖から黒子が出て来て、ガファスの身体が
黒子たちに抱えられ、宙を舞ったこと。三度目にはとうとう跳ね飛ばされて舞台から消え去りました。
他にも笑いどころはあったし、面白かったけれどちょっと何だか不完全燃焼な部分も感じたのは幕が開いて
間もないせいだったかも?
"「薔薇とサムライ」 2010.3.20 マチネ 赤坂ACTシアター"へのコメントを書く