「レ・ミゼラブル」 2011.4.12 マチネ 帝国劇場

出演者(敬称略)
  バルジャン:山口祐一郎      ジャベール:石川禅         エポニーヌ:Jennifer
  ファンティーヌ:知念里奈        コゼット:稲田みづ紀          マリウス:山崎育三郎
  テナルディエ:駒田一        テナルディエの妻:阿知波悟美  アンジョルラス:阿部よしつぐ
  ガブローシュ:小宮明日翔     リトル・コゼット:飛鳥井里桜    リトル・エポニーヌ:蒲生彩華

前日夕方から大きめの地震が続いてて、朝も関東地方で大きな地震があって、一部電車がストップ。
本日は休暇を取っていたので、充分な余裕持って出たから地元駅で40分待ったけど、劇場行く前に軽く
昼食を取る時間はあるくらいに到着。

本公演初日だけど、先週からプレビュー公演あったし、平日昼間だからか、プレビュー初日よりロビーは
混雑してませんでした。地震の影響で来られなくなった方もいらっしゃったかと思う…

色紙の前もプレビュー初日より人がいなかったので、もう一度ちゃんと写真を撮ろうとしたのだけれど
フラッシュ焚くと何処かに反射が入っちゃうし、ノーフラッシュでは暗いし…結局綺麗には撮れず
そんなことをやっていたら気づけば開演5分前で慌てて席に着きました。
本日の席はH列上手寄り。カード会社の優待にしては良い席でした。って、今期一番の前方席かも?

公演中は地震がないこと祈っていたけれど、一幕で結構大きく揺れて、客席がざわつきました。
パリのシーン、「ジャベールの介入」でバルジャンとコゼットが逃げ出した直後で、揺れ始めたと思ったら
照明やセットがギシギシいうので、思わず背中が浮いちゃいました。この時のセットはバリケードになってる
状態より高さあるし、セット上にいた人も揺れを感じてたら、怖かったんじゃないかと思います。

でも地震でストップすることなく舞台は続き、この後、ジャベール渾身の「Stars」でざわついた劇場の
雰囲気を戻してくれましたが、私はなかなか動揺収まらず、しばらく舞台に集中できませんでした

本日はプリンシパル半分はプレビュー初日と同じで、稲田・コゼットと阿部・アンジョルラスがお初でした。
稲田・コゼットは大人しめと言うか、印象が薄かったように感じたのは、私の中で他の2人ほど認識して
いなかったせいかも…。

阿部・アンジョルラス、ハイトーンの綺麗な声で、バベやってた時はいい声だと思ったけど、アンジョルラスの
声のイメージとはちょっと違うかな…。歌い出した時、誰が歌ってるの?と何度か確認しちゃいました
身体つきも華奢な感じなので、リーダーとしての力強さにはちょっと欠ける感じかなぁ。
上原・アンジョルラスのインパクトが強かったので、そう思うのかもしれませんが…

ジャベールとマダム・テナルディエは違うけど、禅さんも阿知波さんも続投キャストなので、何の心配もなく。
阿知波・テナルディエの妻、コゼットに対する意地悪度、結婚式での傍若無人度が上がっているような…
スプーンを盗むところも阿部給仕の目の前で堂々とくすね、ばら撒いちゃった時はドレスのスカートで
隠すようにして、ドモがスカートめくって拾おうとしたら“キッ”と怒ったり。
テナルディエの♪これはプリンス ♪ユダヤ人 ♪オカマか に合いの手入れたり、好きなことやってました。

では、本日のバルジャン・レポートです。
「囚人の歌」。もくもくと作業を続けているバルジャン、再演のたびに細くなっていってる気がする…。
♪自由なのか の第一声、プレビューの時よりすっきり出てる感じで、その後も聴いてて先日ほどもどかしい
思いはしませんでした。

「バルジャンの独白」。激しい後悔から凪いだ心持ちへ、そして力強い叫び。嵐にもまれているような
バルジャンの熱い独白に聴いてるこちらの心拍数も上がります。
♪俺の人生~~~ のたっぷりの声の広がりから、後半の迫力は前期より更に増してるように思います。

「裁き」。ラストの♪24653~~ 前期は3~で音を上げてましたが、今期は以前のように上げずに歌ってます。
本日は最初の方で、ちょっと声がざらついた感じもしたけど、最後は力技で持っていった感じ。

「ファンティーヌの死」。ファンティーヌがコゼットの幻を♪見てよ… と示すと、痛ましげな、なんとも
言えない表情を見せてファンティーヌを抱き上げるバルジャン。これで一層、コゼットを守らなければと
思ったんじゃないかと…

「対決」。ジャベールの迫力も凄くて少々押され気味な感じもしますが、歌声はぴったりと合っていて
ラストの♪誓ってやり遂げよう が綺麗でした。
で、歌の後、椅子を叩き壊すところで椅子が上手く壊れなかったのか、棒を無理やりもぎ取った感じで
その弾みで椅子はいつもより遠くに転がったよう。盆から外れちゃったんじゃないかな?と思ったら
ジャベールが倒れて盆が動き出したところでスタッフが撤収したか位置を直してたようでした。

「裏切りのワルツ」。立ち上がろうとしたバルジャンを押さえつけるテナルディエ夫妻、阿知波・マダムは
足も使ってバルジャンを押さえてて、ちょっと笑いが起きてました。バルジャンは憮然とした表情。

コゼットを着替えさせ、抱っこしてのクルクルはプレビューもこの日も7、8回で少なめ?

「ワン・デイ・モア」。♪明日は~~ の声が伸びやかで、明日への希望がわいて来るよう。
3月の震災以来、毎日地震にびくついているので、夜になると♪今日も一日を生き延びた と言うフレーズが
頭の中に浮かんでしまう私です…。

「彼を帰して」。本日は後半力強くなりつつも、静かな祈りが全体に沁み渡って、厳かな気持ちになりました。
拍手するのも忘れそうになったし、今、何万人も家へ帰れない人がいることを思うと、バルジャンの祈りは
みんなの祈りそのものだから…と胸が痛くなってしまいます。

「バルジャンの告白」。その前、コゼットをマリウスを見守っていた時は大きく見えるバルジャンが、過去を
告白し娘をマリウスに託し、別れる覚悟をすると急に身体も小さくなってしまったように見えます。
本日も途中で胸を押さえてて、死が近いことを悟った上の決心なのかな…と。

「エピローグ」。ファンティーヌの迎えに気づいた時、いつものようにハッとした感じではなく、穏やかな
表情のままで、迎えが来るのもわかっていたような感じでした。
♪私は父じゃない と最後の告白をした後、コゼットを頼むとマリウスとかなり長い間視線を合わせているので
ガクッとこと切れてから、ファンティーヌが手を取って立ち上がらせるまでの間がなくて、忙しない

コゼットをマリウスを見守っているバルジャン、涙を必死で堪えてるような表情をしてて、歌い出した時は
鼻の下に光るものが ライトで光っちゃうからね……

カーテンコール、山口さん登場して禅さんとガッチリと握手。
花入れで3つお花を拾った山口さん、投げたのも3つ。山口さんはあまり遠くまでは投げないけれど、
マリウスが最後に投げたお花がずいぶん遠くまで飛んで、どよめきが起きてました。

お花投げの後のお出ましは5回だったかな?
いつものパターンで最初だけ上手側、後はずっと下手側。登場はラスト3回は下手横から。
禅さんや駒田さんと仲良しさんな山口さんを見て、そう言えば今日は「ダンス オブ ヴァンパイア」の
メンバーが勢揃いの日だったわと思っていたら、最後のお出ましではちょっと出遅れた阿知波さんを
迎えてハグをし、捌ける時も手を繋いでました。しかし、いつも山口さん捌けるの早すぎ

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