「レベッカ」 2019.1.6 マチネ シアタークリエ

出演者(敬称略)
   マキシム:山口祐一郎   わたし:大塚千弘   ダンヴァース夫人:涼風真世 他

本日もマンダレイへ。家を出る時は今日も観劇日和の良いお天気だと思ったのに、日比谷に着くと
ちょっと曇ってて冷たい風も吹いてるしで、昨日より寒かったです。
温かい食事でお腹を満たしてから劇場へ。本日の席は昨日と列は同じくらいでちょうど逆サイドに
なる下手壁近い席。私には定位置で、落ち着く角度でした。

本日は大塚さんの「わたし」、涼風さんのダンヴァース夫人の初日。大塚さんは初演からずっと
「わたし」を演じているし、涼風さんも再演からなので、もうしっかりと人物像が出来てるから
観てると引き込まれます。安心感もありますしね。でも、再演からも8年が経ってて、演じる側も
観る側もそれぞれいろいろ変わってるから、新たな発見や今までとは違う見え方などもあるのが
面白いなぁとも思います。

昨日なかった「わたし」の舞踏会衣装の手袋、今日はドレス着る前にしてたから、昨日はセット
し忘れたのかな?大塚さんは帽子を被る時、自分も手を添えてる。平野さんは被せてもらうので
体勢を低くするけど、低くなりすぎてクラリスが被せ辛そう…。

1幕ラスト、マキシムががっくりと崩れ落ちる時に手を着く椅子はやはりなかったです。入口の
枠にすがってずるずる崩れ落ちるってのも良いから、これはこれでもOK。

今日から変更になったのはラストのカトレア。床に花を刺してたのが、プロローグと同じく花弁を
落とすようになりました。で、ダンヴァース夫人だけが花を大事そうに持ってて落としていく。
でも、刺さらずに倒れてたから、立たないようにしてるのかも?
昨日もプスプス刺さる音がして結構気になってたし、絵的にあまり好きじゃなかったからこの
変更は良かった。ステージが狭いから、キャストが動くのに邪魔になるって理由かもしれませんが。

これで後は火の中のダンヴァース夫人の笑い声を何とかしてくれればなぁと思います。姿だけで
声はなくてもいいんじゃないかな?今日は笑い声が低くて、悲しさ感じる声だったのは良かった。
本日、マキシムがカーテン引き落とすのより額が落ちる方がちょっと早くてタイミングが合わな
かったのが残念。

ダンヴァース夫人の持つ燭台(絶対これが火元でしょ…)、梅田までは炎が揺らぎ煙も見えたので
本当のロウソクの火だったと思いますが、昨日観て、クリエは電飾かな?と思い、本日よく見たら
端の1本だけが本当の火で、後の2本は電飾のような気がします。2本は炎の揺らぎがないので。
で、捌ける時も3本とも火が点いたまま。今までの歌い終わるとフッと炎が小さくなるロウソクも
不思議だったけど、何故1本だけ本物なのか?もよくわからない…。
ロウソクより哀しみに暮れるダンヴァース夫人を見なさいって怒られそうですが…。

そうそう、ダンヴァース夫人が階段を下りて来て、ラスト、ダンヴァース夫人の影が後ろの額の
絵に重なることに梅田で気付き、ゾクッとしたのですが、昨日も今日も、ロウソク見ててその
影も見はぐってしまいました。

ステージ狭いから、マンダレイのいろいろなシーンでの壁の間隔が狭くて、何かが潜んでいる
闇があるように感じます。
上から下りてくる大小の壁、梅田では真っ直ぐ上には収納出来ないのか、上がった後左右に動いて
袖の上部に収納されてて、そんな動きがあるからか、下りて来た後も揺れがなかなか止まらず、
見てて酔いそうになったことがあったけど、クリエは真っ直ぐ上には収納されて、真っ直ぐ下りて
来るのであまり揺れは気になりません。

マキシムのこと。「幸せの風景」歌いながら距離あるけど、「わたし」の顔を覗き込むように首を
傾ける時のマキシムの顔が可愛い。♪久し振りに訪れたモンテカルロ のところで嬉しそうな顔に
なるので、いつも、良い記憶の上書きが出来て良かったね…と思ってしまう。

チェスシーン、昨日も今日も♪本当にって、やけに力強く歌うマキシム。ダンヴァース夫人が
来るまでは仮装舞踏会にちょっと嫌なことを思い出しかけ…ながらも、甘えてくる新妻に
メロメロな感じのマキシムについにやけちゃいます。
なので、ダンヴァース夫人が来た後、豹変するような態度は「わたし」が戸惑うのもわかる。
ダンヴァース夫人に対するイライラ度は昨日も今日も同じくらいかな?
保坂・ダンヴァース夫人の時の方が「さがってよろしい、ミセス・ダンヴァース」の言い方に
もういいだろう?って説得するような響きを感じる。涼風・ダンヴァース夫人にはもっと事務的で
感情を抑えているような感じ。

クリエでも舞踏会で客人をにこやかに迎え、ヴァン・ホッパー夫人の「アメリカン・ウーマン」に
楽しそうに参加してるマキシムを見ているのが楽しい。
その後、衝撃でどうしたらいいのだろう?と途方に暮れさせるようなことがあるとも知らず…。

「凍りつく微笑み」は歌前「私達のささやかな幸せは…」と言ってるところからもう鼻の下が
光ってて、歌ってる最中鼻呼吸が出来なくなったのか、ちょっと辛そうに見えました。
「死んでた!」のとこで鼻拭い、歌の後、樽に座った時も拳で鼻の下拭いてたわ。
でも、いろんな飛沫で凄いことになってるのに、顔が綺麗なんだよなぁと。
座って肩で息をしてるマキシムの、疲労度が心配。

審問会、下手側から観る方が、マキシムが「わたし」と視線を交わすのがよくわかる。上手だと
マキシムを見てるとその視線が誰に向いてるのか、わかり難いと思うので。
昨日は立ち上がる時に、椅子倒してたけど、今日は「わたし」見てて、チェックし忘れました。
倒れて「わたし」帽子が脱げちゃうと、フランクが回収するのだけど、本日はマキシムと交差
しつつで何か拾い難そうでした。昨日は帽子は脱げなかったです。

審問会後、書斎でファヴェルに激昂するのは、昨日の方が激しかったかも。確かこのシーンで
だったと思うけど、昨日は乱れた上着を整えてたから。「わたし」も必死でマキシムを抑えて
いたような?今日もファヴェルを睨む表情など、迫力は凄かったです。

駅でのシーン、まだ着いてないか…とちょっとがっかりした顔して、気配を感じて笑顔になって
振り向くマキシム。大塚さんの「わたし」とだとキスが濃厚な気がするのは気のせい?
あの夜のレベッカのことを言ってると涙してしまうマキシム、もっとホッとした表情でも良いと
思うのだけど、レベッカへの同情の涙なのかな…。客観的に見てると何故?と思う。
歌い出して次のフレーズ♪もし君がいなければ のところだったか、まだ涙引き摺っていて歌が
ちょっと危なかったです。

クリエでもラストの登場はとってもおじいちゃんになってるマキシム。でも、「わたし」が横に
来るとしゃんとする。「わたし」を待って、手をちょっと後ろに伸ばして握るのが、私の萌え
ポイントなのですが、ダンヴァース夫人の落としていくカトレアに気を取られて見逃してしまう…

昨日はラスト紗幕が下りてきて途中で止まっちゃって、最後に暗くなって全部下りるって感じ
だったので、そんな変更になったのか?と思ったけど、今日は今まで通りでした。

カーテンコール、回収しきれなかった花弁が2枚落ちてましたが、アンサンブル登場で女性が
1枚、次の男性が1枚拾ってました。花弁ならそれで良いと思う。
初日の人もいたので、あるかと思ったご挨拶はなかったです。
捌け際、腕を組んで大塚さんをぐるっと回す山口さん。そして手を振りながら退場。

オケ演奏曲の途中でまたアンサンブルから登場。クリエはこのパターンなのかも。
そして、音楽終わりで幕も下りて終了。

でも今日は拍手が続いてたので、山口さんと大塚さん2人で登場。山口さん、大塚さんを前へと
押し出してました。で、山口さんもお辞儀して、捌け際もいつもの位置で立ち止まってバイバイ
してたけど、大塚さんに腕を取らせ、ぎゅーっと接近してお辞儀してました。

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